スーツをクリーニングに出す最適な頻度や正しい保管方法を紹介!他の衣類の最適な頻度も解説
仕事着として毎日スーツを着る人にとって、どのくらいの頻度でクリーニングに出せば良いのかは気になるところです。また、家では洗いづらい素材のもの、型崩れや縮みが心配なもの、コートのような大物なども、クリーニングに出す頻度や保管方法に迷うという人も多いでしょう。ここでは、スーツをはじめ、セーターやコートなどの最適なクリーニング頻度と正しい保管方法をご紹介します。
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スーツをクリーニングする頻度

スーツを毎日のように着られる方も多いと思います。そんなスーツはどのくらいの頻度でクリーニングに出すのがいいのでしょうか。スーツの着用状況によっても変わりますが、おおよその目安についてご説明いたします。
季節によって変わるクリーニングに出す頻度
スーツを毎日着るという方も多いと思いますが、1シーズンに着まわすスーツの着数には個人差があるので、「着用頻度」と、「季節」によって最適なクリーニング頻度も変わります。
基本的には1シーズンに1回はクリーニングに出すようにすると良いでしょう。そんなに少なくていいの、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、洗いすぎると生地や縫製の消耗を早め、かえってスーツの寿命を縮めることにつながります。ですから、目立った汚れがない場合は1シーズンに1回程度の頻度で問題ありません。
ただし、夏場を挟んだ前後など、汗をかきやすい季節には皮脂や汗による汚れが多くなるため、2週間に1度くらいの頻度でクリーニングに出すことをおすすめします。また、食べこぼしや明らかな汚れが生じた場合は、その都度なるべく早くクリーニングに出しましょう。
クリーニングの洗い方で選ぶ
一般的に衣類をクリーニングに出すという場合、ほとんどはドライクリーニングのことを指していますが、実はドライクリーニング用の溶剤を使用せず、水で洗うウェットクリーニングという方法もあります。
2016年に導入された新JIS洗濯表示(洋服の裏側などについている洗濯方法ごとの可否を示すタグの表示)からウェットクリーニングのマークが加わりましたが、それまでもクリーニング店で行われていたメニューです。以下にそれぞれの特徴やメリット、デメリットをまとめてご紹介しますので、汚れの種類や仕上がりの風合いなど、その時の自分の希望に合う方を選択しましょう。また、素材の特性との兼ね合いもあるため、迷った場合はクリーニング店に相談するのがおすすめです。
ドライクリーニングのメリット・デメリット
ドライクリーニングでは、水ではなく石油系の有機溶剤などを使用してクリーニングを行います。そのため、主に油性系の汚れを落とすのに向いているほか、水による影響を受けやすいシルクやカシミヤといったデリケートな素材にも対応可能です。また、繊維どうしが絡まないので縮みやシワに強く、型崩れが心配なスーツやコート類のクリーニングにも向いています。ただし、水溶性の汚れを落とすのは苦手なので、汗などの水溶性の汚れは十分落としきることはできません。
<ドライクリーニングのメリット>
・油性系の汚れを落とす力が強い
・縮みや型崩れがしにくい
・素材の風合いを壊しにくい
<ドライクリーニングのデメリット>
・水溶性の汚れが落ちづらい
・水溶性の汚れの蓄積から黄ばみが出ることがある
・独特の溶剤由来の臭いが残る場合がある
ウェットクリーニングのメリット・デメリット
ウェットクリーニングはドライクリーニングとは違い、溶剤ではなく水を使用して洗うため、汗などの水溶性の汚れを落とすのに適しています。ただし、本来は水洗いに適さないデリケートな素材の場合は縮みやシワが生じやすく、洗えるものが限られてしまうので注意しましょう。ドライクリーニングに比べて手間と技術が必要とされるため、店によって仕上がりに差が出ることがあり、割高感のある値段となる場合もあります。
<ウェットクリーニングのメリット>
・汗や尿、血液などの水溶性の汚れを落とすのに向いている
<ウェットクリーニングのデメリット>
・縮みやシワ、型崩れが生じやすい
・風合いの悪化や色落ちのリスクがある
・値段がドライクリーニングより割高になったり、店舗ごとに仕上がりに差が出る可能性がある
クリーニングに出す際の注意点
クリーニングに出す際には、ポケットの中にボールペンや小物が入っているかチェックしましょう。クリーニング店でもチェックはしますが、見逃して汚れがついたり、破損したりする可能性もあります。内ポケットやお尻のポケットなどは見落としがちですので注意してください。
また、シミや汚れがあるなら、クリーニング店に伝えましょう。また、ほつれや破れ、ボタンが取れかけているといった点は、クリーニング中に破損する恐れもあるのでお店に伝えた方がいいでしょう。
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クリーニングの効果を長持ちさせる正しい保管方法

クリーニングに出して戻ってきたスーツは、正しく保管してクリーニングの効果を長持ちさせましょう。クリーニング後の正しい保管方法について、気をつけておきたいポイントを以下に箇条書きでご紹介します。
・ビニールシートはすぐに外す
まず、ビニールシートをすぐに外してシミやほつれ、ボタンの欠けや仕上がり具合をチェックしてください。基本的にカバーは外してクローゼットで保管することが望ましいですが、防虫効果のある不織布のカバーなどを活用しても構いません。
・太めのハンガーを使用する
スーツのジャケットを太めのハンガーにかけると、肩部分がフィットするので型崩れしにくくなります。木製のものであれば吸湿性があるので、さらにおすすめです。ズボンにはクリップの付いた専用ハンガーを使用すると普段のお手入れにも便利です。
・間隔をあけてクローゼットにしまう
間隔をあけると通気性が保たれ、カビや虫といったリスクが軽減されます。最低でも2センチ以上は感覚を確保しましょう。
・クローゼットの換気を行う
通気性を保つために、クローゼットの換気も心がけたいものです。閉め切っておくと湿気がこもりがちになり、カビなどの原因になります。
・たまには陰干しを行う
せっかくクリーニングに出したスーツに湿気がこもらないよう、次のシーズンまでに何回か陰干ししておくこともおすすめです。カビや虫食いが生じていないかのチェックにもなりますし、ブラッシングもしておけばさらにきれいに保管できます。
他の衣類の最適な頻度
スーツ以外の主な衣類についても、最適なクリーニング頻度をご紹介していきましょう。スーツと同様に、使用頻度や季節、素材によって異なるのであくまで目安ですが、大事なのは汚れたまま放置しないことです。適切な頻度を判断して、大切な衣料をきれいに長持ちさせましょう。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度
ワイシャツをクリーニングに出す理想の頻度は「1度着用したらすぐに出す」です。首周りの汚れや汗などは洗濯機では落としきれないケースがあります。汚れが重なっていくと落ちにくくなるので、できるだけ早いタイミングでクリーニングに出すのがいいでしょう。
ただ、クリーニングに出すとワイシャツにダメージが蓄積します。ワイシャツを長く着ることを考えると、1度の着用後は自宅の洗濯機で洗い、クリーニングに出すのは1か月に1度くらいの頻度というのがいいのではないでしょうか。
コートをクリーニングに出す頻度
結論から言えば、コート・ダウンジャケット類についてはワンシーズンに1回はクリーニングに出すようにしてください。出すタイミングとしてはシーズン終わりの時期に出すのがいいでしょう。一見汚れが目だた」なかったとしても、冬の間にコートはかなり汚れています。これを放置してしまうと、汚れが落ちず変色したり、下手をすればカビなどが生えたりする可能性もあります。
また、シーズン中でもコートに汚れやシミがついてしまったら、できるだけ早くクリーニングに出しましょう。汚れが付着した状態で放置すると、繊維にこびりついて落ちにくくなるので注意が必要です。
セーター・ニットをクリーニングする頻度
クリーニングに出す必要がある素材としてはウールやカシミヤなどのデリケートな天然素材が挙げられます。これらは水洗いが不可であったりするため、クリーニング店でドライクリーニングしてもらうのがいいでしょう。
クリーニングに出す頻度としては、着用する頻度にもよりますが、1シーズンに1~2回が目安となります。よく着るセーターなどは、袖口の汚れや毛玉などが気になったらクリーニングに出すといいでしょう。
毛皮や着物をクリーニングする頻度
毛皮類や着物などは、普段頻繁に着る機会があるものではありません。また、クリーニングが難しい素材であったり費用が高かったりするので、基本は汚れたら出す程度の頻度で良いでしょう。ただし、着るたびにこまめに汚れをチェックして、手入れするよう心がけることをおすすめします。また、和装に不可欠な長襦袢や肌襦袢、足袋など体に直接触れるものは、清潔さを保つためにできれば毎回クリーニングに出しましょう。もちろん、毛皮も着物もシミや汚れが付いた場合はすぐにクリーニング店に相談してください。日が経つごとにシミや汚れが落ちにくくなってしまうので注意が必要です。
羽毛布団物をクリーニングする頻度
基本的には、布団カバーをこまめに洗濯し、月に1回程度天日干しするなど、日ごろの手入れをきちんとしておけば、羽毛布団は2~3年に1度くらいのクリーニングで十分です。どうしても汚れが気になるので1年に1度は洗いたい、という方もいらっしゃいますが、あまりクリーニングの頻度が上がると羽毛が持つ油分も落ちてしまい、弾力性や保湿性が損なわれてしまいます。清潔さを保ちながら、気持ちよく長く使うためには、日ごろの管理も大切です。
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まとめ
クリーニング店に出すことで、洗濯機では落としにくい脂汚れがきれいにできたり、衣服が縮みにくかったりするなどメリットは非常に大きいです。ご自分でクリーニング店に持っていくのが面倒くさい人は、インターネットから申し込みができ、集荷・お届けを宅急便にお任せできる宅配クリーニングサービスもあります。リコーベでも宅配クリーニングサービスを提供していますので、ぜひご検討ください。