宅配クリーニングのメリット・デメリット！利用がおすすめなのはどんな人？

自宅で洗濯できない衣類や、布団や毛布といった大型寝具。クリーニング店に持って行くには時間や労力がかかりますよね。そんなときに便利なのが、宅配クリーニングです。忙しくてクリーニングしたい衣類をためがちな方や、仕上がり後に受け取りに行く時間がない方は特に注目のサービスです。宅配クリーニングの基本的な内容からメリット・デメリットまでをまとめましたので、利用検討の参考にしてください。

 

 

宅配クリーニングとは

宅配クリーニングとは、その名の通り「宅配」で衣類などのクリーニングを頼めるサービス。自宅に居ながらにして申込みから受け取りまで完結できるのが、一般的な「店舗型」クリーニングとの大きな違いです。宅配クリーニング会社から届く集荷キットや自宅にある袋や箱にクリーニングしたいものを入れて、配送業者に渡すだけ。あとは仕上がりを待って、自宅でクリーニング後の衣類を受け取ります。わざわざ店舗に出向く必要がないため、共働き世帯や子育て世帯を中心に利用が増えています。

宅配クリーニングを利用するメリット

まずは、宅配クリーニングを利用するメリットを見ていきましょう。

 

• 衣類を運ぶ必要がない
• 24時間いつでも申込みできる
• 受け取り忘れの心配がない
• 保管サービスを利用できる場合がある
• パックのプランを使用すれば割安に利用できることも

 

衣類などを運ぶ労力を省けたり、時間の制約なく申込みや受け取りができたりするというメリットがあります。宅配クリーニング会社によっては、クリーニング後の衣類などを保管するサービスを扱っているところも。料金プランを複数用意している会社が多いので、割安に利用できる場合もあります。

ここからは、それぞれのメリットを詳しく紹介していきます。

 

衣類を運ぶ必要がない

宅配クリーニングの最大のメリットとも言えるのが、衣類を運ぶ必要がない点。一般的な店舗型クリーニングでは、必ず店舗に衣類などを持ち込み、受け取りに行くという作業が必要です。宅配クリーニングでは配送業者がこの部分を担ってくれるため、利用者はこの作業が要りません。たくさんの衣類を頼みたい場合はとても便利ですね。仕事の行き帰りにクリーニング店に寄っているような場合は、宅配クリーニングを利用するとクリーニングの荷物を持たずビジネスバッグひとつで通勤できます。

 

24時間いつでも申込みできる

時間にとらわれることなく24時間いつでもクリーニングの申込みができるのも、宅配クリーニングならではのメリットです。宅配クリーニングの申込みはWEB受付がメインのため、時間に縛られません。店舗型の場合は必ず開店時間、閉店時間が決まっています。通勤時間や保育園のお迎えの時間などと調整しながらクリーニング店へ行くのは大変ですよね。宅配クリーニングを利用すると、時間の制約から解放されますよ。

 

受け取り忘れの心配がない

受け取り忘れの心配がないのも、宅配クリーニングのありがたいメリット。宅配クリーニングは仕上がった衣類が宅配で届くため、家に居ればOKです。店舗型の場合、クリーニング店に寄って帰るつもりだったのに忘れて帰ってきてしまった、クリーニング仕上がり日を忘れて保管期限を過ぎてしまった…という経験はありませんか？ 宅配クリーニングを利用すると、こんな失敗はありませんよ。

 

保管サービスを利用できる場合がある

クリーニング店によっては、クリーニングが完了した衣類などを長期保管してくれるサービスを提供しています。店舗型のクリーニング店でも行われているサービスですが、宅配クリーニングのメリットは「保管」だけでなく「配送」も行ってくれる点です。衣類を次に利用するまで保管し、必要なタイミングで届けてもらう。それまで家のクローゼットの場所を取らず、衣類のプロであるクリーニング店で最適な状態で保管してもらえるので安心です。

 

パックのプランを使用すれば割安に利用できることも

宅配クリーニング会社では、パックのプランを用意している場合があります。このプランをうまく利用すると、割安に利用できるのが宅配クリーニングのメリット。店舗型ではクリーニング品の種類ごとに料金が設定されており、頼んだ分だけ支払わなければなりません。宅配クリーニングのパックプランでは、種類を選ばず5点でいくら、10点でいくら、と定額制となり、1点あたりの料金が割安に。10点以上の申し込みで40％オフ、といった料金形態をとっている場合もあります。

 

 

宅配クリーニングを利用するデメリット

続いては、宅配クリーニングを利用するデメリットを見ていきましょう。

 

• 時間がかかる
• 割高になってしまう場合がある
• 細かい要望を伝えにくい

 

宅配クリーニングは、店舗型クリーニングに比べて時間や料金がかかる傾向にあります。また、細かい要望があるときは伝えにくい場合が。

ここからは、それぞれのデメリットを詳しく紹介していきます。

時間がかかる

宅配クリーニングは、申し込んでから受け取りまで平均1週間ほど。店舗型であれば即日仕上げもあるのに比べると、時間がかかるのがデメリットです。宅配クリーニングでは配送業者が衣類の集荷を行い、仕上がり後の受け渡しも行います。その分時間がかかるため、急ぎのクリーニングには向いていません。

 

割高になってしまう場合がある

宅配クリーニングは、申し込む点数が少ないと割高になるのもデメリットです。数点のクリーニングであれば送料がかかり、1点あたりの料金が割高になってしまうが場合が多いです。クリーニングする衣類が少ない場合は店舗型クリーニングを利用するほうが良いでしょう。5点以上あると、宅配クリーニングでパック料金などを使って料金を抑えられます。宅配クリーニングを利用する場合は、家族の分をまとめて頼むなど少し工夫すると良いですね。

 

細かい要望を伝えにくい

宅配クリーニングでは、クリーニングに細かい要望がある場合は伝えにくいのもデメリット。対面で接するのは配送業者のみとなるため、クリーニング会社に口頭で要望が伝えられません。ただし、宅配クリーニング会社の多くは個別の要望を受け付けるシステムを導入しています。WEB受付の画面で要望を記入したり、衣類梱包時に要望書を封入したりなど。複雑な要望でない限り、文面で要望を伝えられるでしょう。

 

宅配クリーニングの利用がおすすめの人

最後に、宅配クリーニングの利用がおすすめの人を見ていきましょう。次のような項目に当てはまる人は、宅配クリーニングの利用を検討してみてください。

 

• 仕事などでクリーニング店の営業時間内に行くのが難しい
• 衣類などを運ぶのが大変
• クリーニングの仕上がり日は急がない
• 多くの衣類をまとめてクリーニングに出したい
• 季節用品の洗濯や収納が苦手

 

このような人は、宅配クリーニングを利用したほうが時間や料金がお得になります。また、「帰りにクリーニング店に寄らなければ」「重い衣類をお店まで持っていかなくては」といった体力的、精神的なストレスが軽減するでしょう。衣替えのたびにオフシーズンの衣類などの洗濯、収納に悩んでいる人もプロに任せると気持ちも家の中もスッキリしますよ。

 

 

まとめ

宅配クリーニングは、うまく使うと店舗型のクリーニングよりも便利かつお得に使えます。家に居ながらにしてクリーニングのすべてが完結するのはとても嬉しいですよね。タイミングやクリーニング品によって、宅配クリーニングと店舗型クリーニングを併用するのももちろんOK。宅配クリーニングを生活に取り入れて、クリーニングの悩みから解放されてみませんか？