クリーニングで汗抜きは必要？効果やおすすめの頻度・料金など詳しく解説

多くのクリーニング店のメニューにあるのが「汗抜き」です。

通常のクリーニング店では有料となっているケースも多いですが、「汗って普通に洗えば落ちるのでは？」「わざわざ追加料金を払ってまでする意味があるの？」と疑問に感じている方も多いことでしょう。

そこで今回は、汗抜きについて、その必要性や効果、おすすめの頻度・料金まで詳しく解説します。

 

 

ドライクリーニングでは汗汚れや臭いまでは取れない！

ドライクリーニングはポピュラーなクリーニング方法のひとつですが、実はドライクリーニングには落としやすい汚れとそうでない汚れがあり、汗汚れや臭いについては取りきることは難しいのです。

まず、ドライクリーニングで落ちる汚れと汗抜き加工で落ちる汚れを比較してみましょう。

 

ドライクリーニングで落ちる汚れ

ドライクリーニングとは、水ではなく油原料の溶剤を使用したクリーニング方法です。

水では洗えない素材や油溶性の汚れをクリーニングするのに適しています。ドライクリーニングで落とすことができる汚れは、具体的には以下のようなものです。

 

 

汗抜き加工で落ちる汚れ

汗抜き加工では、特殊な溶液を使って汗などの水溶性の汚れ汗などの水溶性の汚れを落とします。

リコーベでは、ポロシャツやTシャツ、チノパンといった衣類のクリーニングを「家庭用洗濯コース」で行っており、料金体系もお得です。

通常は10点のパック料金ですが「家庭用洗濯コース」に該当する衣類は3点で1点のカウントとなります。

最大30点の衣類のクリーニングをまとめて依頼することが可能です。

インターネットで申し込んで専用の集荷バッグで送ると、1点1点衣類の状態に合わせてクリーニングし、乾燥してたたんだ状態で、最短1週間で返送します。

家庭用洗濯コースはこちらから

 

汗抜き加工の効果

ドライクリーニングだけでは難しい水溶性の汚れにアプローチすることが可能な汗抜き加工には、以下の4つの効果があります。

 

それぞれの効果について説明していきましょう。

 

汗の臭いや汗染みが無くなる

汗の臭いや汗染みが気になる衣類があってもクリーニングに出しに行く時間がとれないときには、リコーベの「衣類5点コース」がおすすめです。

宅配クリーニングなので店舗に行く手間や時間が省けます。

「衣類5点コース」にはネットでの注文時に「汗抜き抗菌加工」をオプションで付けることができ、オプションサービスは5点すべてに適用されるため、汗が気になる衣類をまとめてクリーニングに出したいときにおすすめです。

衣類5点コースはこちらから

 

黄ばみや悪臭が予防できる

定期的に汗抜き加工をすることで、汗汚れの蓄積を防ぐことができます。これは、汗による黄ばみ・臭い発生の予防にもつながります。

 

カビや虫食いも予防する

洋服に汗汚れが蓄積すると虫が寄ってきて、虫食いの原因となるほか、カビが繁殖する原因ともなります。

汗抜き加工は、水洗いが難しいウールやカシミヤなどの繊細な素材にも対応し、虫食いやカビの繁殖も予防できます。

 

適切な頻度で服が長持ちする

洋服に汗汚れが蓄積すると繊維の通気性が悪くなります。

これはカビ繁殖の原因ともなりますが、生地を痛める原因ともなり、結果として洋服の寿命を縮めるリスクがあります。

適切な頻度で汗抜き加工をすることは、洋服を長持ちさせる上でも効果的です。

 

汗抜き加工での注意点

水洗いができない衣類には、汗染みができやすいものが少なくありません。

例えばダウンジャケットは襟元に汗や皮脂がつきやすく、汗染みができてしまうことがあります。

汗染みが気になる衣類が多いときは、リコーベの「衣類10点コース」がお得です。10点すべてがダウンジャケットでもOKで、5点コースに比べて1点当たりのクリーニング費用が割安になります。
「衣類10点コース」の場合も「汗抜き抗菌加工」をオプションでつけることが可能です。

衣類10点コースはこちらから

 

 

クリーニングでの汗抜きのおすすめの頻度

 

クリーニングで汗抜き加工を頼む場合、その頻度は「ワンシーズンに1度」が目安になります。

汗抜き加工の頻度が高すぎると、洋服の型崩れ・色抜けの原因となるケースがあるためご注意ください。

ただし汗をかきやすい方、あるいは汗をかきやすい夏の日の季節については「2週間に1度程度」の頻度で汗抜き加工しても問題ありません。

 

汗抜き加工にはタイプが2種類あるのでメリット・デメリットで選ぼう

汗抜き加工にはウェットクリーニング（水を使う方法）と、ドライクリーニングに水洗い効果を足した方法（水を使わない方法）の2種類があります。

ここでは、両者の詳細な特徴と、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

 

ウェットクリーニング

ウェットクリーニングは直訳すると「水洗い」ですが、クリーニング店においては「ドライクリーニングでは落としきれない水溶性の汚れに対するクリーニング方法」を指します。

通常の洗濯機による水洗い（ランドリー）とは区別される処理です。

洋服の型崩れ・縮みがないように非常に繊細な洗浄を施すため、クリーニング店ごとに技術・仕上がりの差が出ます。

以下、ウェットクリーニングのメリットとデメリットをご紹介します。

 

＜ウェットクリーニングのメリット＞
ウェットクリーニングは、水洗い不可の洋服に対して利用できる点が大きなメリットです。

ドライクリーニングでは落としきれない汚れを落とすことができるほか、よりさっぱりとした仕上がり・洗い上がりが期待できます。

 

＜ウェットクリーニングのデメリット＞
ウェットクリーニングは、通常のクリーニングよりも比較的料金が高く、仕上がりまでの期間が長くなります。

また、ウェットクリーニングは全てのクリーニング店で対応可能とは限らず、店舗ごとに技術・仕上がりの差が出ることもデメリットのひとつと言えるでしょう。

 

ドライクリーニングに水洗い効果を足した汗抜きドライ

ドライクリーニングは水を使わないクリーニング方法です。最近の家庭用洗濯機には「ドライ」の機能がありますが、クリーニング店でのドライクリーニングは専用の有機溶剤を使うため、全く別の洗濯方法となります。

そんなドライクリーニングに専用洗剤を併用することで水洗い効果を足すことができます。

以下、ドライクリーニングに水洗い効果を足した汗抜きドライのメリットとデメリットをご紹介します。

 

＜ドライクリーニングに水洗い効果を足した汗抜きドライのメリット＞
ドライクリーニングは、水洗いすることで生じる悪影響を避けながら洗浄できる点が大きなメリットです。

水洗いの場合、洋服の型崩れや縮み、色あせ、風合いの変化や毛羽立ちなど、様々な悪影響が起きるリスクがありますが、ドライクリーニングではこのような変化を避けながら洗浄することができます。

 

＜ドライクリーニングに水洗い効果を足した汗抜きドライのデメリット＞
ドライクリーニングは、水溶性の汚れに対して弱いのがデメリットです。

専用洗剤を使用することで、ドライクリーニングでも多少は水溶性の汚れにアプローチすることは可能ですが、それでも汚れを完全に落とすことが難しいケースがあります。

この場合は、ウェットクリーニングを検討することになるでしょう。

 

クリーニングでの汗抜きの料金目安

ここからはクリーニング店で汗抜きを頼む場合の料金の目安をご紹介します。

ウェットクリーニングと汗抜きドライ（ドライクリーニング+水洗い効果）では、料金目安が異なりますので、それぞれ見ていきましょう。

 

ウェットクリーニングの料金目安

ウェットクリーニングの料金はアイテムによっても異なりますが、通常のクリーニングコースの2〜2.5倍程度が相場となります。

具体的に、ズボンやマフラー、スカートなどであれば1,000円前後、 オーバーやコートであれば3,500円前後が相場目安となります。

 

ドライクリーニングに水洗い効果を足した汗抜きドライの料金目安

リコーベでは「汗抜き抗菌加工」をオプションで付けて、インターネットで簡単にクリーニングを依頼できます。

リコーベの宅配クリーニングを利用するなら、会員登録をすると会員特典が適用されるので大変お得です。

リコーベでは、会員特典としてシミ抜きやほつれ直しなど、通常オプションで別途費用が必要になるようなサービスを無料で提供しています。

また、ポイントサービスや会員限定のキャンペーンといった会員特典もご用意しています。

特典はこちらから

 

汗抜き加工はスーツやコートはもちろんシャツなどにもおすすめ！

忙しい人にはリコーベの宅配クリーニングがおすすめです。

汗抜き加工はスーツやコート、シャツなどにもおすすめのオプションサービスです。

利用するにあたっては「汗抜き抗菌加工をオプションで付けるべきか」「ほかにもつけた方がよいオプションはあるのか」といった疑問がわいてくるかもしれません。

「宅配クリーニングは質問したいことがあったときに不安」という人でも、リコーベならお問い合わせ窓口を設けているので安心です。

リコーベではメールによるお問い合わせにも対応しており、連休や年末年始を除いて中２営業日程度で返信しております。

 

 

まとめ

汗抜き加工は、洋服の色形を良い状態に保ち、長持ちさせる上でベストな方法です。

汗抜き加工にはウェットクリーニングと汗抜きドライ（ドライクリーニング+水洗い効果）の2種類が存在しますが、洋服に使用される生地の種類や汚れ具合によって、ベストな方法を選択しましょう。

私どもリコーベでは、お客様の衣類を1点ずつ確認した上で、ベストなクリーニング方法を実施します。

腕自慢の職人たちが心を込めて、気持ちの良い洗い上がりを実現していますので、ぜひご相談ください。