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クリーニングの水洗い(ウェットクリーニング)とは|ドライとの違いも解説!

クリーニングには「水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)」というメニューがあります。取り入れているお店は多くはないものの、徐々に知名度が上がってきました。

この水洗いクリーニングは、ワイシャツを丸洗いするような、いわゆる普通の水洗いではありません。かといって、ドライクリーニングとも違います。水洗いクリーニングとは一体どんな洗い方なのでしょうか?

この記事では、水洗いクリーニングとドライクリーニングの違いや、向いている衣類の種類、水洗いクリーニングの料金相場などについて解説します。

 

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水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とは

水洗いクリーニング

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とは、本来ドライクリーニングしかできない衣類を、特別な技術や洗剤を使って、水で洗う方法のことです。汗汚れや飲料汚れなど、水溶性の汚れを除去したいときに使われます。ドライクリーニングでは落としきれない汚れも落とせて、衣類をさっぱりとリフレッシュさせられます。

水洗いクリーニングと他のクリーニング方法との違いや、水洗いクリーニングができるかどうかの見分け方を、詳しく見てみましょう。

ランドリークリーニングや自宅での洗濯とは異なる

クリーニングの方法は、一般的に次の3つに分けられます。

  • ランドリークリーニング
  • ドライクリーニング
  • 水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)

ランドリークリーニングとは、50~70℃ほどの温水で洗う方法です。石鹸や洗剤、漂白剤も使います。水に強い素材に合った方法で、ワイシャツなど頻繁に洗う衣類に用いられます。

ドライクリーニングとは、水では洗えない衣類をきれいにしたいときに用いる方法です。専用の溶剤を使って、油や口紅汚れなどの油脂系の汚れを取り除きます。

水洗いクリーニングは、ランドリークリーニングとドライクリーニングの、それぞれの良さをあわせもつ洗い方ともいえます。

 

「水洗い」という名前がつくために、「家の洗濯機と同じでは」と思われるかもしれません。しかし専門的な技術・洗剤が必要なこと、また繊細な技術がが必要なことなど、ご家庭での洗濯とは異なるという点は押さえておきましょう。

水洗いクリーニングできるかは洗濯表示で確認できる

お持ちの衣類がドライクリーニングのみOKか、水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)も可能かどうかは、洗濯表示を見れば分かります。

2016年に洗濯表示が新しくなり、以降の衣類には新しい洗濯表示が義務付けられています。水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)を示すマークは、以下の4種類です。

 

マーク ウエットクリーニングができる
マーク2 弱い操作によるウエットクリーニングができる
非常に弱い操作によるウエットクリーニングができる
マーク4 ウエットクリーニング禁止

引用元:政府広報オンライン

 

表の上から3つ目までの印が付いた衣類は、水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)ができます。「W」マークにバツが付いているものは、水洗いクリーニングができません。

 

また衣類の素材や種類によって、可能な水洗いクリーニングの強さが変わります。クリーニング店では表示に合わせて強さを調整しますので、依頼時に確認してみてください。

ドライクリーニングとは

ドライクリーニングとは

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とは、「ドライクリーニングしかできない衣類」を水洗いする方法のことでした。では、ドライクリーニングとはどのような洗い方なのでしょうか。

ドライクリーニングとは、ウールや毛皮、着物、デリケート素材など、水では洗えない衣類をクリーニングする時に用いられる洗い方です。専用の揮発性溶剤を使い、汚れを溶剤に溶かしながらきれいにします。衣類を水に濡らすことなく仕上げるため、素材へのダメージが最小限で済むのも特徴です。

ドライクリーニングで落とせるのは、油脂性の汚れのみです。汗などの水溶性の汚れを落とすことはできません。

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とドライクリーニングの違い

水洗い ドライ

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とドライクリーニングは、どちらも大切な衣類を洗うのに適した方法です。洗い方や向いているアイテムなど、押さえておきたいポイントを表にまとめました。

水洗いクリーニング

(ウェットクリーニング)

ドライクリーニング
洗い方の特徴 水と洗剤・漂白剤を使用 専用の揮発性溶剤を使用
落とせる汚れ 水溶性の汚れ

(汗、ジュースなど)

油脂性の汚れ

(油、化粧汚れなど)

服への影響 衣服の色抜け、縮み・風合い変化・型崩れなどの可能性あり 非常に少ない
向いているアイテム 汗汚れなどが付きやすいもの 水洗いできないもの

デリケートな素材

同じ衣類を洗う場合でも、洗い方や落とせる汚れ、服への影響が異なることが分かります。それぞれのメリット・デメリットを、さらに詳しく解説していくので引き続きご覧ください。

水洗いクリーニングのメリット・デメリット

水洗いクリーニングのメリットは、ドライクリーニングしかできない衣類に付いた水溶性の汚れや臭いをしっかり落とせることです。

衣類には、食べこぼしや化粧汚れといった油脂性の汚れと、汗や皮脂、飲み物などの水溶性の汚れとが付きます。このうち、ドライクリーニングが落とせるのは、油脂性の汚れだけです。汗汚れは、いくらドライクリーニングをしても落ちず、黄ばみや臭いの原因になってしまいます。汚れたままにせず、時折は水洗いクリーニングに出すことで、衣類をリフレッシュさせられるのです。

デメリットは、衣類へのダメージがあることでしょう。本来はドライクリーニングすべき衣類を水洗いしているため、風合いの変化や色褪せが起きることがあります。ダメージを最小限にするためにも、高い技術を持つ店舗に依頼することが大切です。

水洗いクリーニングが向いている衣類の例

スーツ、ネクタイ、礼服、布団・羽毛布団・毛布、浴衣、レーヨン素材

ドライクリーニングのメリット・デメリット

ドライクリーニングのメリットは、衣類へのダメージを最小限に抑えられることです。揮発性溶剤でクリーニングするため、型崩れや縮み、ボリュームダウン、風合いの変化などを抑えることができます。クリーニング中に濡れることがないので、アイロンがけも早く済み、スピーディーに仕上がります。

一方、デメリットは「水溶性」の汚れは落とせないことです。また、揮発性溶剤によるトラブルが起きることもあります。ドライクリーニングをした衣類に残った溶剤のにおいで気分が悪くなったり、化学やけどをしたりといった例もありました。ドライクリーニング独特のにおいを取り除くには、受け取った後に半日ほど陰干しするのがコツです。

ドライクリーニングが向いている衣類の例

高級品、ブランド衣類、着物、ウールコート

水洗いとドライのクリーニング方法の選び方

選び方

衣類の中には、ドライクリーニングも水洗いクリーニングも、どちらも可能なものもあります。これでは、洗濯表示を見てもどちらの洗い方で出すべきかわかりません。クリーニング店に、水洗いとドライクリーニングのどちらで依頼すれば良いのか、選ぶ際のポイントは下の2点です。

  • 水溶性や油性などの汚れの種類
  • 型崩れの心配があるかどうか

それぞれを詳しく見ていきましょう。

水溶性や油性などの汚れの種類

1つめの方法は、「衣類に付いている汚れの種類」で決めるというものです。

先に解説したように、汚れには水溶性と油脂性の2種類があります。ドライクリーニングが落とせるのは油脂性の汚れで、水洗いクリーニングは水溶性の汚れを取り除きます。どのような汚れが付いているかによって、水洗いクリーニングか、ドライクリーニングかを選ぶと良いでしょう。

また臭いを落としたいときには、水洗いクリーニングがおすすめです。

水溶性汚れの例

汗、皮脂(塩分・尿素・タンパク質など)、血液、醤油、砂糖、果汁、アルコール、タバコの匂いなど

油脂性汚れの例

油分を含む食べこぼし、化粧(口紅、ファンデーション)、鉱物油などのオイル類など

型崩れの心配があるかどうか

「型崩れの心配があるかどうか」で決めるという方法もあります。

型崩れやボリュームダウンが心配な衣類は、ドライクリーニングがおすすめ。ドライクリーニングは衣類を水に濡らすことがないため、ダメージ少なく洗いあげられます。風合いを保ちたいデリケートな衣類も、ドライクリーニングを選ぶと良いでしょう。

型崩れの心配よりも、さっぱりきれいにしてほしいという場合は、水洗いクリーニングに出しましょう。汗や皮脂汚れは、蓄積すると結局衣類を傷めてしまいます。スーツやネクタイなど、替えがきくものは水洗いクリーニングですっきりさせておいた方が、気持ちよく着られるでしょう。

クリーニングのやり方を選ぶ2つのポイントを解説しましたが、最終的にはクリーニングに出す衣類を持って、店舗に相談するのがおすすめです。店舗によって使う溶剤や洗い方に違いがあるため、より適する洗い方で仕上げてもらえます。

 

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水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)の料金

水洗い料金

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)の料金は、ドライクリーニングより割高になります。専用の洗剤を使い、特殊技術で洗うためです。また衣類によっては浸けおきの時間が必要だったり、仕上げに手数がかかったりと、まとめて大量に洗うこともできないのも料金が上がる理由です。

水洗いクリーニングの料金相場は、衣類1点につき500~1000円程度割増になることが多いようです。固定料金の店舗と、基本料金の〇%増しとしている店舗とがありますので、詳しくはお店にお問合せください。

水洗いクリーニングに出すべき頻度

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)は、衣替えの時に1回出すのがおすすめです。半年のあいだに、衣類にはさまざまな汚れが付着しています。普段のお手入れは手軽で仕上がりも早いドライクリーニングでOKですが、衣類を片づける衣替えの前には、水洗いクリーニングに出してすっきりさせるようにしましょう。

また夏場のスーツやネクタイなど、汗を吸いやすい衣類は、ドライクリーニング数回に1回程度、水洗いクリーニングを挟むという頻度が良いでしょう。衣類に臭いが定着してしまうと、水洗いクリーニングでも落としきれなくなります。早めにきれいに落とすのが、衣類を長持ちさせるコツです。

水洗いクリーニングを行っているクリーニング店は少ない

水洗いクリーニングを行っているクリーニング店は、多くありません。専門の洗剤や機材、技術が必要になるからです。依頼する際は、お近くの店舗が水洗いクリーニングに対応しているかどうか、また安心して頼めるだけの実績を持っているか確認するようにしましょう。

水洗いクリーニングに対応している宅配型のクリーニングを利用するのもおすすめです。宅配型クリーニングとは、宅配便を使ってクリーニングを依頼できるサービスのことで、自宅にいながらにしてクリーニングが完了します。

全国どこからでも依頼でき、お近くに水洗いクリーニングが可能なお店がない場合や、店舗まで持ち込んでいる時間がない場合でも利用できる利便性から、人気が高まっているサービスです。

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まとめ

水洗いクリーニング(ウェットクリーニング)とは、ドライクリーニングでは落としきれない水溶性汚れを落とせるクリーニング方法です。汗や臭いもスッキリ落とせるため、夏場のスーツや礼服などのクリーニングにもおすすめ。ただし、衣類へのダメージが懸念されるため、専門スキルを持つ店舗に依頼することが大切です。

水洗いクリーニングが良いか、ドライクリーニングが良いか迷ったら、「汚れの種類」や「型崩れの心配の有無」で決めると良いでしょう。また、洗濯表示も忘れずに確認しましょう。洗濯表示は2016年に改訂され新しくなっていますので、この機に見方を確認しておいても良いですね。

大切な衣類ほど、素材や汚れに合ったクリーニング方法を選ぶことが重要です。迷ったら遠慮なくお店に相談し、最適な洗い方でクリーニングしてもらうようにしましょう。

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