ワイシャツの黄ばみはクリーニングで落ちない?料金や予防のポイントを解説
ワイシャツの黄ばみはビジネスシーンでの印象を大きく左右するものであり、黄ばみを落としたいと考える方は多いでしょう。自宅でしっかりとワイシャツの汚れを落としたつもりでも繊維の奥に残ってしまっていては、黄ばみにつながります。そのため、定期的にしっかりとケアをすることがワイシャツを美しい状態で保つためには必要です。
そこで本記事では、ワイシャツの黄ばみ落としにかかるクリーニング料金について解説します。後半では、黄ばみを防ぐためのポイントも4つ紹介しているため、ワイシャツの黄ばみに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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ワイシャツの黄ばみはクリーニングでも落ちない?

クリーニング店でのしみ抜きには専用の洗剤や機械を使用しており、自宅の洗濯では落とし切れなかったワイシャツの黄ばみを落とせる可能性があります。しかし、時間が経ってしまった黄ばみはクリーニング店の技術を用いても完全に落とすことは難しく、薄く残ることがあります。そのため、ワイシャツの黄ばみをきれいに落としたい場合には早めの段階でクリーニング店に依頼することがおすすめです。
ワイシャツの黄ばみを落とすのにかかるクリーニング料金

ワイシャツの黄ばみ落としにかかるクリーニング料金は、店舗型クリーニングの場合は400〜1,300円程度、宅配クリーニングの場合は360〜1,240円程度です。ワイシャツのクリーニング料金は店舗型クリーニングの方が低いものの、宅配クリーニングはしみ抜きオプションが無料であることが多いことから、黄ばみ落としにかかる料金はサービス形態で大きな違いがなくなっています。
店舗型クリーニング
店舗型クリーニングは、物理的な店舗を構えており、顧客が直接その場に衣類を持ち込んでクリーニングを依頼するサービスです。仕上がりまでの時間が短い点が特徴で、一部の店舗では即日のクリーニングに対応しているところもあります。また、直接スタッフに衣類に関する要望を伝えられるため、希望の仕上がりに近づきやすい点も魅力です。
大手の店舗型クリーニングでワイシャツの黄ばみを落とすのにかかる料金の相場は、400〜1,300円程度です。これはワイシャツのクリーニング料金にしみ抜きオプションの料金を加えた金額です。以下で、大手の店舗型クリーニング5社の料金を比較しました。
|
ワイシャツのクリーニング料金 |
しみ抜きオプション |
黄ばみ落としにかかる総額 |
白洋舎 |
825円(ローヤルクリーニング)※1 |
– |
825 |
ポニークリーニング |
242円〜(ハンガー) |
1,100円(黄ばみスッキリ) |
1,342円〜 |
うさちゃんクリーニング |
230円〜※2 |
180円(Wウォッシュ加工) |
410円〜 |
フランス屋 |
240円〜(ハンガー・レギュラー) |
220円(黄ばみすっきり加工) |
460円〜 |
ホワイト急便 |
160円〜※3 |
5,000〜50,000円 |
5,160円〜 |
※金額は税込
※1.ワイシャツのクリーニングの基本料金は440円。しみ抜きオプションを用意していない代わりに、しみ抜きや補修などのメンテナンスが付いたプランとして、825円のローヤルクリーニングというメニューが用意されている。
※2.店舗によって多少金額が異なる可能性がある。記載の金額は池袋サンシャイン前店。
※3. 店舗によって多少金額が異なる可能性がある。記載の金額は川口エリア。
上記で紹介した5社でワイシャツの黄ばみ落としにかかる料金が最も安いのは、うさちゃんクリーニングでした。ホワイト急便はワイシャツのクリーニング料金は他社に比べて格段に安いものの、しみ抜きオプションが他社よりも高額となっています。
宅配クリーニング
宅配クリーニングは、電話やメール・Webなどからクリーニングを依頼できて、指定した住所で業者が衣類を収集してくれるサービスです。実店舗まで足を運ぶ必要がなく、自宅の近くにクリーニング店がない場合や実店舗の営業時間に持ち込む余裕がない場合に向いています。
宅配クリーニングでワイシャツの黄ばみを落とすのにかかる料金の相場は、360〜1,240円程度です。宅配クリーニングではしみ抜きオプションを無料に設定しているところが多くなっています。
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ワイシャツのクリーニング料金 |
しみ抜きオプション |
黄ばみ落としにかかる総額 |
リコーベ |
398円〜※1 |
無料 |
398円〜 |
リネット |
484円〜 |
無料 |
484円〜 |
リナビス |
1,175円〜※2 |
無料 |
1,175円 |
せんたく便 |
1,241円〜※3 |
無料 |
1,241円〜 |
洗濯倉庫 |
363円 |
無料 |
363円 |
※金額は税込
※1.衣類15点コースに新規会員ポイントを利用したことを想定(17,900円)。ワイシャツは3枚で1点として計算。
※2.衣類20点コースの1枚あたりの金額。
※3.最速10パックDXの1枚あたりの金額。
上記で紹介した5社でワイシャツの黄ばみ落としにかかる料金が最も安いのは、洗濯倉庫でした。次に安いのはリコーベで、1点あたり220円を追加することにより汗抜き抗菌加工オプションをつけられます。さらに、最大12か月の保管が無料となっており、長期で保管してもらいたい場合にも最適です。
クリーニング店でワイシャツの黄ばみを落とす流れ

ワイシャツの黄ばみ落としにかかる期間は、クリーニング店のサービス形態で異なります。店舗型クリーニングの場合は当日中〜2日程度、宅配クリーニングの場合は2〜5日程度です。
クリーニング店では、ワイシャツの黄ばみを主に以下のような流れで落として綺麗にしています。
- 1. 状態の確認
- 2. 前処理
- 3. 洗濯
- 4. 糊付け
- 5. プレス機による仕上げ
黄ばみの状態によって、洗濯の前に前処理を行ったり、洗濯の後にしみ抜き作業を行ったりします。

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ワイシャツの黄ばみを防ぐためのクリーニング後のポイント

ワイシャツの黄ばみ落としをクリーニング店に依頼して綺麗になっても、再び着用することで黄ばんでしまう可能性があります。しかし、クリーニング後にいくつかのポイントを意識することで、黄ばみにくくすることが可能です。
ここでは、ワイシャツの黄ばみを防ぐためのクリーニング後のポイントを紹介します。
- ベビーパウダーを使用する
- せんたく糊を使用する
- クローゼットを換気する
- 着用後は早めに洗う
ベビーパウダーを使用する
ベビーパウダーに含まれるでんぷん(コーンスターチ)には、汗や皮脂を吸収する性質があります。乾いたワイシャツの黄ばみやすいところにベビーパウダーをはたくと、ベビーパウダーが汗や皮脂を吸収し、ワイシャツが黄ばむのを防止することが可能です。水に溶けやすく、洗濯時に残留する心配はありません。
すべてのベビーパウダーにでんぷんが含まれているわけではないため、購入する際は成分表を確認して「コーンスターチ」の記載があるものを選びましょう。
せんたく糊を使用する
せんたく糊は、ワイシャツの仕上がりを良くするだけでなく、生地に薄い膜を作ることで汚れの浸透を防ぎます。この糊のおかげで、汚れは生地の表面に留まるため、洗濯すると糊とともに簡単に落とせます。
洗濯糊には粉末、ジェル、液状、スプレータイプなどさまざまな種類がありますが、襟などの細かい部分に使いたいときはスプレータイプが特におすすめです。
クローゼットを換気する
保管中の湿気も、ワイシャツが黄ばみやすくなる原因のひとつです。クローゼット内に湿気がこもらないように、最低でも週に1度は1時間程度の換気を行いましょう。扉を開けるだけではなく、扇風機やサーキュレーターを使用することで効率的に湿気を取り除けます。さらに、除湿剤を活用することで、湿気対策を一層強化できます。
着用後は早めに洗う
ワイシャツの黄ばみの主な原因は、放置された汗や皮脂の汚れです。見た目に清潔に見えるワイシャツでも、隠れた汗や皮脂の汚れが付着していることがよくあるため、着用後は早めの洗濯がおすすめです。これにより、汚れが繊維の奥深くに浸透するのを防ぎ、通常の洗濯だけでしっかりと汚れを取り除けます。
1シーズンに1度はクリーニングを利用しよう

ワイシャツの黄ばみは、時間の経過とともに取り除くのが難しくなります。汗や皮脂などの汚れが繊維の奥深くに浸透し、定着することが原因です。ワイシャツの美しさと清潔さを保つためには、黄ばみがひどくなる前にクリーニングを利用しましょう。目安としては、1シーズンに1度は利用することがおすすめです。
なお、クリーニングの利用には、黄ばみの防止や除去以外にも以下のようなメリットがあります。
- 自宅での水洗いでは落ちない汚れを落とせる
- 汗などの嫌な臭いを取れる
- 自宅でアイロンをかける必要がない
- 新品のように綺麗に仕上がる
- 着用しないシーズンには保管してもらえる
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まとめ

ワイシャツが黄ばんでいると、ビジネスシーンで相手に不潔という印象を与えてしまいます。黄ばみの原因は、汗や皮脂の汚れが繊維の奥深くに浸透して、定着することです。黄ばみが強くなるとクリーニング店でも完全に取り除くことは難しいため、黄ばみがひどくなる前にクリーニングを利用しましょう。目安としては1シーズンに1度は利用することがおすすめです。
本記事では、ワイシャツの黄ばみを防ぐためのクリーニング後のポイントも紹介しました。ベビーパウダーやせんたく糊の使用など、いずれも簡単に取り入れられるものであるため、ぜひ黄ばみを予防する方法として実践してみてください。