カナダグースのクリーニングでおすすめのお店は?料金やお手入れ方法を紹介
「カナダグーズをクリーニングに出すとしたら、おすすめはどこだろう」
カナダグースは特殊な素材や製法で作られているため、定期的にクリーニングに出すことをおすすめします。ただ、クリーニング店によってはカナダグースを「一般的なダウンと同じ」と考え、合わない方法で洗濯してしまう場合もあるでしょう。
本記事では、カナダグースのクリーニングにおすすめのお店と料金相場や長持ちさせる方法を紹介します。
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カナダグースの洗濯はクリーニング店がおすすめ
カナダグースのダウンは、できるだけクリーニング店で洗濯しましょう。クリーニング店に持っていくのがおすすめな理由は主に4つあります。
- 中綿が通常のダウンより多いから
- カナダ産のダックダウンは取り扱いが難しいから
- コヨーテのファーが付いているから
- 型崩れしやすいデザインだから
中綿が通常のダウンより多いから
カナダグースのダウンは「世界一暖かいダウンジャケット」と称しているとおり、極寒地での使用を目的として作られていることから、通常のダウンよりも中綿が多く厚く充填されています。そのため、自宅での選択ではしっかりと汚れを落とすことが難しいといえるでしょう。
また、自宅では完全に乾燥させることが困難であるともいえます。乾燥が不足すると、カビや臭いの原因になり得るため注意してください。
さらに、間違った洗い方は生地の劣化や破損、変色、ボリュームの低下などを引き起こす可能性があります。これらの理由から、クリーニング店で専門的な洗濯をおすすめします。
カナダ産のダックダウンは取り扱いが難しいから
カナダ産のダックダウンは他の素材に比べて高品質であり、取り扱いが難しいという特徴があります。洗う際に油分を守りながら適切に処理する技術が必要であり、自宅の洗濯機ではなかなか実現できません。
自宅で洗濯する場合、方法を誤ってしまうと、油分が少なくなり保温力が減少してしまうでしょう。カナダグースの特性を保ちながら汚れを落とし、快適な着用感を保つためには、専門家による洗濯が適切です。
コヨーテのファーが付いているから
カナダグースのダウンには、コヨーテの毛皮で作られたファーが付いています。このファーは非常に取り扱いが難しいとされています。誤った洗い方はファーを縮ませたり、肌触りを損ねたりする可能性があるでしょう。
クリーニング店ではプロにしかできない特殊な方法や技術で洗濯するため、カナダグースのファーを長持ちさせ、新品に近い状態で着用できるようになります。このように専門的な取り扱いが必要なため、クリーニング店で洗濯してもらうことがおすすめです。
型崩れしやすいデザインだから
カナダグースにはフュージョンフィットサイズという特殊なサイズがあります。これは26種類のボディサイズと世界各国16,000人以上の体を調査・分析することでできたサイズです。このように特殊なデザインであるため、自宅で洗濯すると型崩れしやすくなってしまいます。
自宅で洗濯すると、ダウンの羽毛が団子状に偏ってしまうことがあります。デザイン性が損なわれるどころか、保温性も悪くなってしまう可能性があるでしょう。
カナダグースのクリーニング料金相場
カナダグースのクリーニング相場はおよそ5,000円程度です。ただ、カナダグースなど高級ダウンの場合、追加料金が必要になることもあるため注意してください。場合によっては、1万円を超えることもあるでしょう。また、追加料金が必要ない場合でも、さまざまなオプションを付けることで数千円程度高くなる可能性もあります。
追加料金を設けていること自体は問題ありません。大切なのは、その値段が妥当かどうかです。なぜその値段になるのかを尋ねて、納得できる回答が得られるかどうかを確認しましょう。
中には、高級ダウンの場合でも追加料金を設定していないクリーニング店もあります。例えば、当社はカナダグースのほかにモンクレールやタトラスといった高級ダウンでも追加料金を頂いていません。
カナダグースの白化について
カナダグースには「白化」と呼ばれる現象が起きることもあります。ここでは白化の原因や予防法、直し方を紹介します。
白化の原因
カナダグースのダウンに見られる白化は、生地の染色方法が主な原因です。カナダグースは、そもそも白い生地で作られています。生地の表面から色を加工しているため、使っていくうちに本来の白い色が出てしまうことがあるでしょう。このような現象を「白化」と呼びます。
中には「クリーニングしたら白くなった」という方もいますが、白化が進む主な原因は着用時の摩擦です。ダウンの表面は非常に繊細であり、ちょっとした摩擦でもダメージを受けてしまいます。このように摩擦が原因であることから、ハードに着たり登山など過酷な環境で使ったりした場合、より白化が進んでしまうでしょう。
白化の予防法
白化を予防することは非常に難しいといえるでしょう。着用する限り、どうしても白化のリスクは拭えないためです。白化を完全に防ぐためには、着用せずに保管しておくしかありません。
できる限り白化のリスクを抑えたい場合、長期保管が大切です。丁寧に保管すれば生地の劣化を遅らせることができるため、白化の予防につながるでしょう。
保管する際に注意すべきなのがほこりや汗、皮脂といった汚れです。このような汚れがあると、使っていなくても徐々に生地が劣化してしまいます。上述したとおり、自宅でのクリーニングは汚れを完全に落としきれないことも多いです。白化を防ぐためにも、クリーニング店でしっかりと洗浄してもらいましょう。
白化の直し方
カナダグースの白化は修正することもできます。ただし、自分で修復するのは極めて難しいといえるでしょう。その理由は、白化は汚れているわけではなく、加工が剥がれ落ちているためです。白化を修復するためには、色修正(色補正)と呼ばれる特殊なスキルが必要になります。
色修正とは、エアーブラシや筆を使って白化した部分と周辺の色を合わせるという作業のことです。色修には卓越した経験とスキルが必要になるため、対応しているクリーニング店は非常に少ないです。また、一般的なクリーニング代よりもはるかに高い料金が必要になります。次で紹介する「カナダグースを長持ちさせるおすすめの方法」を参考にして、丁寧に保管しましょう、
カナダグースを長持ちさせるおすすめの方法
カナダグースを長持ちさせるおすすめの方法は次の3つです。
- シーズン着たらクリーニングする
- 風通しの良い日陰で陰干しする
- クリーニング店で保管してもらう
シーズン着たらクリーニングする
こまめにクリーニングすることをおすすめします。適切にクリーニングすることで、ダメージの原因になる皮脂などの汚れを取り除けます。
汚れがない場合でも、1シーズン着たらクリーニングに出しましょう。肉眼で見えないところにも、汚れはたくさん付着していることが多いです。
風通しの良い日陰で陰干しする
使用していないときは、できるだけ風通しの良い日陰で陰干しすることを心がけましょう。カナダグースに限らず、ダウンにとって湿気は劣化の原因につながりかねません。湿気が浸み込むと繊維に水分が吸収され、ダウン特有の膨らみや弾力性が失われてしまいます。
また、湿気は細菌やカビの成長を促進します。こまめにブラッシングをして、ちょっとした汚れがある場合は固く絞った濡れタオルで拭いておきましょう。
クリーニング店で保管してもらう
クリーニング店で保管してもらうのもおすすめです。自宅よりもクリーニング店のほうが、適切に保管してくれるからです。
基本的に、ダウンは冬場や寒冷地でしか使用しません。そのため、ウィンターシーズン以外のときに自宅に置いておいても、あまり意味はないといえるでしょう。
ただ、すべてのクリーニング店で保管してくれるとは限りません。適切な保管サービスを提供しているクリーニング店を選びましょう。
カナダグースのクリーニング店を選ぶ際のおすすめポイント
クリーニング店はさまざまな種類があります。次の3つに注目してクリーニング店を選びましょう。
- 高級ダウンのクリーニング実績が豊富か
- 検品やクリーニング後の品質チェックを徹底しているか
- 最適な方法でクリーニングしているか
高級ダウンのクリーニング実績が豊富か
高級ダウンのクリーニングには特別な知識と技術が必要です。一般的なダウンと違って、特殊な素材が使われていたり特別な製法で作られていたりするためです。特に、カナダグースは「メイド・イン・カナダ」にこだわっており、国内生産のダウンと異なる部分が多々あります。
できれば、「◯着以上」といった実績を公開しているクリーニング店を選びましょう。カナダグースの特性や取り扱いに精通しており、品質を保護しながら効果的にクリーニングを行ってくれるでしょう。
検品やクリーニング後の品質チェックを徹底しているか
クリーニングの手法や溶剤だけでなく、検品やクリーニング後の品質チェックも大切です。特に、カナダグースはブランド物であるため、なんらかのトラブルでロゴであるアークティックディスクが剥がれたりファーの品質が落ちたりすると、商品としての価値が激減してしまいます。
クリーニング後のトラブルを防ぐためにも、「どのようなポイントをチェックすればよいか」を理解しているクリーニング店を選びましょう。
最適な方法でクリーニングしているか
カナダグースのクリーニングはウェットクリーニングが推奨されています。ウェットクリーニングでなければ、汗や残留溶剤によって変色したり汚れに変化したりする可能性があるためです。
ただし、適切な溶剤管理を行っていれば、ドライクリーニングで洗うことも可能です。状態や汚れなどを見て、最適な方法でクリーニングしてくれるクリーニング店かどうかを見極めましょう。
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カナダグースのクリーニングならリコーベにお任せください。当社はカナダグース含む高級ダウンのクリーニング実績が1,000着以上(※)あります。また、衣類の状態をしっかり検品でチェックし、最適な方法でクリーニングします。少量の衣類は大型ドラム・大流量、デリケートな素材は職人による手洗いと、クリーニング手法を分けるのも当社の特徴です。
さらに、当社はカナダグースなど高級ダウンでも追加料金をいただきません。一番人気である衣類10点コースであれば、1枚あたり1,300円です。
利用方法も簡単で、インターネットで注文したあとは衣類を集荷バッグに入れ、宅配業者に渡すだけです。わざわざ店舗を訪れる必要はありません。カナダグースを長持ちさせたい方は、ぜひリコーベをご検討ください。
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※自社調べ(2023年7月24日時点)
まとめ
カナダグースを自宅で洗濯するのは、品質の低下を招くリスクがあります。また、使い続けると摩擦によって白化という現象が起こります。白化を防ぎ品質を維持したい場合、クリーニング店の利用がおすすめです。
クリーニング店を利用すれば、目に見えない誇りや皮脂汚れを綺麗に取り除いてくれます。白化のリスクを最小限に抑えることができ、カナダグースを長く使用できるようになるでしょう。